姉と、うちのこかわいいがいっぱいの時間

 

朝から姉が来てくれて、一日中お話ししてた。

うちのこの大好きなシュークリームを買ってきてくれた。

子どもの頃、姉がしょっちゅう買ってたのを、目を離した隙に食べちゃって、それでシュークリームを知っちゃったんだよね。

うちのこにとって「初めて食べた、とびきり美味しいやつ」だったのかもしれない。

しつけがある程度済んだら、勝手に食べちゃうっていうのはしない、お利口になった。

でもシュークリームは見た目でもよく覚えてて、みつけると「たべたーい、ちょうだーい、おねがーい」って、おしゃべりで懇願するんだ。

一年半前の、そんな動画を一緒に見て、またメロメロ。

それから、私が検索しまくっているスニフとミニピンのグッズを、これ欲しいんだって見せたり、ぬいぐるみやスタンプをうちのこで作れたらなって話したり。

姉は、こういうのもあったよって教えてくれたり、いいねいいねって言ってくれたり、たくさん共有してくれる。

うちのこかわいい!うちのこ大好き!の時間がいっぱいになる。

本当に大好きだよねって知っててくれてる。

うちのこを褒める時、私はとびっきりの褒め方をしてたんだって。

かわいくて仕方ないんだもん。

 

それと、撮ったけど見れなくなっていた、うちのこの入院中の写真や動画なんかも見せたりした。

私と夫は、うちのこの頑張りを毎日見ていたけど、姉たちは元気なうちのこしか知らない。こんなふうに頑張ってたんだよって、なんだか姉には見せたくなって。

頑張ってたよ、こうだったよ、って、一緒に見て、また涙。

えらかったね、すごいすごい!って、頑張ったことを褒めてあげたい。でも、まだ一緒にいると思ってたよ、一緒にいたいよ、さみしいよ、っていうの方が、まだ上回ってしまうんだ。私ちゃんと、見送る時にもちゃんと、褒めてあげられてただろうか。

ああ。なでたいな。褒めたいな。

いっぱい頑張ってたよね。忘れないからね。覚えてるからね。

 

今日はお昼も夜も一緒にご飯を食べて、本当にゆっくり一緒にいてくれた。

姉の子ちゃんを姉夫くんがお迎えに行ったりしてくれたので、姉夫くんのおかげ。

お夕飯の時には私の夫も一緒で、夫も、うちのこかわいい話をしてた。

夜にもうちのこちゃんにシュークリーム。

本当にみんな、大好きなんだから。